兄に感謝

これは僕がまだ高校一年生だった頃の話です。
学校帰りに、自宅から歩いて15分くらい先にある、
割と大き目な本屋さんに寄るのが僕の習慣でした。

いつも通り、家に帰る前にその本屋さんに寄り道した時のこと、
欲しい雑誌が発売されていたので、買って帰ることにしました。

レジまで持っていって、お金を出そうと財布の中を覗いたら、
なんとあると思っていたお金が微妙に足りないじゃありませんか。

焦る脳で思い出すと、そういえば部活が終わった後に異様に喉が渇き、
ペットボトルを2本買ったりして、お金を使ってしまっていたのです。

今なら「すみませんやっぱり買うの止めておきます」と普通に言えるのですが、
まだまだ高校生でかっこ付けだった僕には、その一言がどうしても言えません。

そうこうしている間にも、僕がお金を出すのを待っているレジのお姉さん。
寄りによって、とても可愛らしい人で、ますます僕は恥ずかしくなって俯いてしまいました。

その時に、「よ!」と僕を呼ぶ声が。
振り向くとそこには兄が立っていました。

お互いに反抗期に入っていて、普段は全然口を聞かない仲なのに、どうしてこのタイミングで!?
と驚いていると、ひょいとマンガ本をレジに置いて、
「これ一緒で!」とお会計を済ませてくれました。

あの時ほど、兄に感謝したことはありません。
帰り道は恥ずかしいやら情けないやらで、ろくに口をきけなかったのですが、
すたすたと前を歩く兄の後ろ姿は、いつもよりもカッコ良く見えたものでした。

楽しみ方

みなさんこんばんは。

そろそろ梅雨の季節ですね。今日は生憎の雨です。
梅雨の季節はじめじめしていて洗濯物もよく乾かないので、厄介ですよね。
レイニーブルーという言葉はご存知ですか?雨の日の少し落ち込む気持ちのことをレイニーブルーと言うそうです。確かにちょっと雨の日は気分が落ち込みますよね。

何時ごろからこういった気持ちになったのでしょうか?子供のころは雨の日も水溜りで遊んだり、雨が傘に当たる音を楽しんだりしていたと思います。
たぶん、好奇心というものが強かったのでそういった一つのことでも楽しめたのではないでしょうか。それが次第に仕事や学校の日に雨が降っていても行かなければならないという、義務に変わったときから雨の日が憂鬱になったのではないでしょうか。
こういった雨の日の楽しみ方としては、アジサイや花が水をたたえている花を観賞するなどはいかがでしょうか?子供のころは気づかなかった雨の日の楽しみかたや新たな発見があると思います。
みなさんも是非梅雨の時の楽しみ方を見つけてみてくださいね。